エルサレム旧市街のキリスト教地区にある「アミーゴ・エミール」でキドレ(kedra, kedreh)を。店員に「15〜20分掛かる」と言われるが、特に急いでいなかったので注文してみた。60シェケル(約1620円)は観光客向けの店とはいえ、高すぎる。正午過ぎなのに店内にはわたし以外に客はなし。ロンリープラネットにも載っているのだが、裏通りだからあまり観光客が立ち寄らないのだろうか。それとも、値段が高すぎるからか。
キドレは、ものの本によると、「羊肉とサフランなどで炊きこんだご飯料理で、ヨルダン川西岸南部のヘブロンが起源」ということだが、ここのは鳥の串焼きと焼きプチトマトが、ひよこ豆とナッツ入りのご飯の上に載っていた。プレーンヨーグルトをかけて頂く。こってりしたアラブ風というより、西欧化された感じでさっぱりした味付けだった。これはこれで美味しかったが、正統派キドレを期待していたので、残念。
パレスチナ界隈では、このほか、マクルーベ、マンサフ、ウージなどのご飯料理が色々ある。ただ、ご飯と一緒にパンも出てくることがあるので、コメは主食ではなく、おかず扱いのような気がする。
パレスチナ界隈では、このほか、マクルーベ、マンサフ、ウージなどのご飯料理が色々ある。ただ、ご飯と一緒にパンも出てくることがあるので、コメは主食ではなく、おかず扱いのような気がする。
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